ICPC Asia Pacific Championship 2026にチーム「DaiMonge」で参加して、8完11位(同校2位)でした。

day 1
桃園国際空港着。全員で地下鉄に乗って会場に向かう。改札では使えるクレカと使えないクレカがあるようだった。
registrationで本人確認がされなくて困惑する。プラカードや景品をもらったが、リュックが増えてしまったため収納スペースが不安になる。photo sessionに行ってから、ジェラートを食べたりJane Streetのパズルを解いたりした。
ホテルにチェックイン。今回はダブル×2の部屋に3人入ることになった。
荷物を置いてから夕飯に出かける。京大チームは半分がデパ地下のフードコートに吸い込まれて、残り半分は外の牛肉麺の店に入った。血餅を使った料理があったりして満足。
帰りにスーパーに寄って、親に頼まれていたお菓子や朝食用のパンを購入。
day 2
ホテルのバイキングは中流階級の価格だったので、平民の我々は購入したパンを頂く。
会場1Fでopening ceremony。打楽器のパフォーマンスや集合写真の撮影など。チーム紹介では今年も名前の長いチームがウケていた。
休憩をはさんでtechtalkが始まる...はずが、廊下の外でフライング立食が行われていた。とりあえずケーキとジャスミン茶だけ確保した。
昼食後にリハーサル。会場の隅の席だった。一昨日のplayoffと同じ、RBSTで殴る問題があったが、初期化ミスで1時間ほど溶かしてしまった。2年前はすんなり通せたのに幸先が悪い...
移動用のバスが来るまで時間があったため、タピオカを飲みながら日本勢と駄弁っていた。6面が青軸で出来たカチカチするおもちゃを配っており、他の人もこのおもちゃをずっと触っていた。
バスで空港近くの会場に入りGame Night。全てのアーケードゲームとスイーツが存在して、DDRの亜種みたいなものをやっている人もいた。英単語を当てるボドゲで"truck"の意味を調べ始める人を観測する。海外勢とも少し話した(listeningが壊滅的にできない)。WFにどれくらい行けそうか聞かれたので、80%くらいかな~と答えた。これが特大のフラグになるとは知らずに...
day 3
コンテスト
ucupと同様に、自分が環境構築を済ませて後ろから読む。Kが通されているので読むが、自明ではないように見える。yumaが解けたと主張したので、PCを渡して別の問題を読解する。
Hを見るとARC152-Cをすぐに思い出して解法がわかった(負けた回なので)。KのAC後yumaに引き続き書いてもらうが、REで2ペナを出してしまった。配列外参照は提出前に指摘できるべきだった...
3完の後Eを考察する。O(NQ)の解法を提示すると、Moで高速化できることを指摘される。そのままだとmaxの取得にlogがかかってしまうが、Rollback Moを使えばinsertだけなのでlogを落とすことが出来る。去年の夏合宿でやられた記憶があるのですぐに気付けた。kumaのFと並列で進めながら通す。
yumaからB(ゲーム)を渡されるが、2値化した後の問題が解けない。諦めて他の問題を読むと、木クエリのDが目に留まる。dpでO(NQ)が出来てSTTで高速化する問題。yumaのB,kumaのIが通ったあたりで残り73分あり、9完争いになることを確信する。
空書きだったため構築を思い出すところから始めたが、半開クラスタの定義を勘違いしていて結局Nyaan解説の形式で書き直すことに。構築パートを書き切ったあとは30分ほどしか残っていなかった。急いでモノイドの合成を書くがSampleの答えすら合わない。kuma,yumaもデバッグに加担してくれていたが、結局Sampleが通ることはなくコンテストが終了した。
YesNo
bogosortが4:43時点で2問提出していることを聞いて負けを悟り、深く絶望した。自チームは凍結後の提出がないため、他のチームのYesNoを待つだけの形になった。結果、bogosortにDとIを通されて京大内2位。自分たちの敗退が決定した。
タイム差は300以上あったため、Dさえ通れば逆転できただろう。STTのライブラリを持ってくるか、HLDが一瞬でも頭をよぎっていればACできたかもしれない。ucupでは木クエリを自分が毎回処理していたし、LC埋めで苦手意識はなくなったと思い込んでいたので、解法を詰める地力が敗因になったことにひどくショックを受けた。何よりチームメイトが作ってくれたWFのチャンスを自分が無碍にしてしまったことが非常に申し訳なくなった。
Closed ceremony後
会場内で夕食を済ませたのち、Lantern Festivalなるものに向かった。イルミネーションや屋台が並んでいたが、両替していなかったので特に何も買わずに帰宅した。
day 4
Excursion。石門水庫というダムで小型のクルーズに乗り込む。島で謎のゆで卵をもらった。昼食でFox is cute(2位のチーム)とチーム名の由来やコンテストの話などで少し交流する。
午後は大渓老街に向かい、周囲の公園を散策したり月光餅を頂いたりした。年季の入ったスタバに入っていくチームも存在した。
夜はコーチ2人と自分で夜市に向かう準備をする。既に北大や東大、会津大などの面々が駅前に集まっていた。しかし、平日だからか屋台の活気があまりなく、結局近くの居酒屋に押し掛けることになった。飲み会では各大学のICPCチームの組み方や大学オンサイトなどの話をした。
お開きの後で北大erとゲーセンに行く。日本にはない、縦長いjubeatみたいなゲームにcapsuleの曲が入ってて時代を感じた。数年ぶりにmaimaiをやって腕が破壊された。
day 5
ホテルのチェックアウト。空港のお土産に高めのウイスキー(KAVALAN)などを買った。
今後のこと
ICPCが終わったら(WF or playoff)、Eulerとオンサイト参加(KUPC作問)以外の競プロの活動はもうしないつもり 特にAtC,CFはratedで出ないしヒュもやらないと思う
— TKO (@tko919_) 2026年1月6日
ここで宣言している通りだが、学生最強コンやAJOは権利があればまだ参加しようと思っている。レートを伸ばすモチベが失われてしまったのでオンラインで出ることは少なくなるが、人々との交流は学業に支障をきたさない範囲で続けたい。
最後に、3年間チームを組んでくれたyumaやラストイヤーで入ってくれたkuma、今回コーチとして諸々の手続きをしていただいたnaniwazuさんと物理好きにはとても感謝している。このメンバーでWFに行くことが叶わなかったのは残念だが、毎週のucupやバーチャルでの練習は苦しくも楽しい時間だった。同校チームのbogosortやTHSも実力的には拮抗しており、ライバルとしてこれ以上ない存在だったと思う。bogosortにはWFで存分に暴れてほしい。
来年以降はコーチとして、何らかの形でICPCのコミュニティに還元できたらと考えている。ICPC運営や懇親してくれた選手・コーチ含め、今までありがとうございました。
余談
github.com
コンテストで使用したライブラリを公開します。Static Toptreeは入れた方がよいです。
















